漫画

こないだ、某所の御方に勧められて「荒野に獣慟哭す」という漫画を買ってみた。
マガジンZでたまーにちらちら見てた程度だったんだけど、本格的に読むとこれがまた面白い。
記憶を無くした主人公・御門修平。戸惑う修平の元に現れる異形の怪物、独覚兵・招杜羅。自分もまた12人の独覚兵のうちの一人、宮毘羅だと知った主人公は、わずかな記憶に残る女性の面影をもつ女性・赤石摩耶と共に元に戻る方法、そして自らの記憶を見つけるため旅立つ――といった感じの漫画。
十二神将の名を持つ異形の怪物、自分もまた異形になるのではないか、自分の失われた記憶には何があるのか、などのシリアスな面だけではなく、随所に盛り込まれたコミカルな展開も見所な傑作。だまされたと思って一度ごらんあれ。